【感想】『考える教室 大人のための哲学入門』」
読書の秋!そして10/27〜11/9までは読書週間!!読書の楽しい時期だ〜^ ^
さて、2021年の読書週間、初めの1冊はこれ!
NHK出版の『考える教室 大人のための哲学入門』。
図書館うろついてたら目についたんだよね〜。
運命を感じて借りてしまった笑
ページ数は110ページほどで、文字も大きく読みやすい本、と思いきや…
内容がしっかりしていて、休憩を挟まないと読めなかった笑
章ごとに哲学者の考え方を一つ紹介。取り上げられている哲学者はこんな感じ(敬称略)。
第1章:プラトン
第2章:ルネ・デカルト
第3章:ハンナ・アレント
第4章:吉本隆明
章を読み終える毎に休憩してた。。。
哲学者が最終的に何を言ったか、はそこまで興味ないんだけど…
その時代に「当たり前」と考えられていることに対して疑問を持ち、悩んで悩んで、その末に自分なりの答えを見つけた人たち、それが哲学者だと私は考えている。
もしその人たちが見つけた答えに私も共感できれば、それを人生に取り入れようと。そんな形で哲学と関わっている。
哲学者の一人で『幸福論』を書いたアランさんは「与えられた幸福は存在しない、真の幸福は自分の手で見つ出さなければいけない」と言っているそうだ。この意見には共感する。
自分で答えを見つけ出そうとするとき、過去の人たちがいかに考えていたか、それは大きなヒントとなるだろう。
子供の頃は答えのある問題が多かった。
周りの大人の意見を答えとすればよかった。
でも、今は自ら答えを探さないといけない。
大人になってから、哲学の良さがわかったよ。